頭痛・めまい あたまのしんぱい                上越市昭和町2-29-32
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頭痛について
頭痛とは、一生のうち一度も経験しない人はいないほど、最もありふれた症状の一つです。
頭痛の原因は様々ですが、重要なことは、その頭痛の原因が生命に危険性があるかどうかを見極めることです。
頭痛に関して(発生時期、痛みの持続期間、頻度、痛み方など)、詳しく問診を行い、必要な場合はMRI検査などを実施し診断いたします。
大部分の頭痛には有効な治療法があります。適切な治療・生活改善のアドバイスを行います。

頭痛の診察
 ●問診 
  適切な診断を早く受けるためにも問診はきわめて重要です。 
  是非ご自身の頭痛がどの様なものなのか下記を参考に、ぜひ記録して教えて下さい。
  • 頭痛の発生時刻や時期
  • 痛みの持続時間
  • 頭痛の頻度
  • 痛みの部位や性質、程度(寝込んでしまう程かどうか)
  • 頭痛以外の症状の有無 など・・・
●検査
  血液や尿の検査、レントゲン検査、MRI検査など必要な検査を行い、診断を確定していきます。
  MRI検査が必要な場合は、受診当日、当院でMRI検査を実施し、早期の診断確定に努めています。
頭痛の種類
 頭痛以外に特に目立った症状のない一次性頭痛(=慢性頭痛)と
 何か病気があってその症状の1つとして頭痛がみられる二次性頭痛の2つに大きく分類されます。
 ●一次性頭痛(慢性頭痛)
一次性頭痛とは、何となく原因がはっきりせず繰り返す、いわゆる「頭痛持ちの頭痛」です。
頭痛で外来を受診する人のほとんどがこちらで、それだけで命にかかわることはありません。
いつも頭が痛い、という状態は、生活の質を落とすこととなります。
日常生活に支障をきたす場合は治療が必要です。
以下の4つが代表的なものです。

緊張性頭痛
頭痛で受診する人の多くがこのタイプです
■特徴
・毎日のように痛みが起き、持続時間は数十分から1週間です。
・頭を何かで締め付けられるような痛みです。
・首や肩の「はり」「こり」を感じることが多く、目の疲れ、身体のだるさ、めまいなどを伴います。
■誘因
原因は身体的ストレスと精神的ストレスがあげられます。
・身体的ストレス・・・悪い姿勢、長時間のデスクワーク、睡眠不足などでの筋肉の緊張、血液循環の悪化
・精神的ストレス・・・対人関係や仕事、家庭で悩みや不安を抱えることで自律神経がうまく働かなくなる
片頭痛
思春期から40代に多くみられます。
■特徴
・頭痛の頻度は月に数回程度、多いときは週に数回です。
・頭の片側あるいは両側がズキンズキンと脈を打つような痛みです。
・吐き気や嘔吐を伴います。
・痛みの前兆で、目の前がチカチカし視野が見えにくくなったり、手足のしびれやしゃべりにくくなることがあります。
■誘因
激しい運動や緊張から開放されてホッとした時や、女性は生理前や生理中の女性ホルモンのバランスの変化、家族に片頭痛持ちがいる、またアルコールやチョコレート、チーズなどを食べたときも誘発されることがあります。
■片頭痛の前兆
片頭痛は、痛みが起こる前に前兆を伴うタイプと、伴わないタイプに分類できます。
最も多い前兆は、「閃輝暗点」と呼ばれる症状で、
・目の前で光がチカチカする
・視野の中にきらきら光るジグザクの線が見えてくる
・視野が狭くなる
などがあり、他にも、手がしびれるなどの症状もあります。頭痛が始まるとそれらの症状は消失してしまいます。
前兆は片頭痛に必ず伴うわけではありません。前兆のない片頭痛の方が多いです。
■片頭痛の予兆
前兆のない片頭痛でも、「頭痛がくるかもしれない・・」と漠然とした予感を感じることがあります。
具体的には、

・なまあくびがでる
・イライラする
・気分が悪い
・体がむくむ
・甘いものが欲しくなる
・眠気を感じる
というような状態のあとに、頭痛が起こる場合です。漠然とした症状なので、前兆とは区別されます。
群発頭痛
緊張性頭痛や片頭痛に比べると、最も痛い頭痛です。
■特徴
・20〜30代の男性に多い。
・1年から数年に一度、1ヶ月から数ヶ月、毎日のように決まった時間、とくに就寝後に痛みが起きる。
・頭部の片側、眼の奥、こめかみあたりが「目をえぐられる」ような激しい痛み。
・目の充血、涙、鼻水、鼻づまりを伴います。
■誘因
まだまだ明らかになっていない点が多いですが、頭部の血管の拡張が関係しているのではないかと言われています。そのため、血管を拡張させるアルコールの摂取は厳禁です。また、心臓の病気等で血管を拡張させる作用のある薬を服用している人は、主治医の先生に相談が必要です。
薬剤乱用性頭痛
痛み止めの過剰内服によって、内服している痛み止めが原因で頭痛になってしまうものです。
   ■特徴
慢性連日性頭痛の有力な原因といわれています。
毎日のように(1ヵ月に15日以上)頭痛が起こります。
鎮痛薬中止後1ヵ月以内に消失します。
患者の頭痛保有期間は平均18年で、50歳台、女性に多いといわれています。
頭痛を恐れるのあまり、薬を飲みすぎてしまことから始まるといわれています。
●二次性頭痛とは、病気の症状として発生する頭痛です。
 迅速に原因の疾患を診断し、治療を開始しなければなりません。
 二次性頭痛を伴う疾患と痛みの特徴には、以下の代表的なものがあります


くも膜下出血
    これまで経験したことの無い様な頭痛、バットで殴られたような痛みで吐き気・嘔吐、意識喪失も伴うこともあります。

脳出血
    頭痛が徐々に強くなったり、また突然の激しい頭痛に襲われ、手足のしびれや力が入らない、
    言語障害や視野障害を起こしながら意識障害を起こします。

脳腫瘍
    朝方の頭痛が有名で、起床後はおさまることが特徴です。嘔吐、進行性の片麻痺、けいれん発作の症状も現れます。

髄膜炎
    ウイルスや細菌が髄膜内に炎症を引き起こし、高熱、頚の硬直、けいれんや意識障害などか見られます。
    後頭部に強い痛みを感じることが多いのも特徴です。
    診断・治療が遅れると致命的となるので迅速な対応が必要です。

慢性硬膜下血腫
    頭部の外傷後、徐々に血腫ができ、頭蓋内の圧が高まり脳を圧迫します。
    若い方ほど、頭痛を訴えることが多く、高齢な方は片麻痺や痴呆症状を伴うことが多くなります。

一次性頭痛(慢性頭痛)のある方は、二次性頭痛が発生しても「いつもの頭痛だろう」と放置してしまいがちです。
しかし、このような頭痛は生命の危機に直面する疾患の症状として出現している可能性が高いため、
安易に自己判断せず、早めに専門の医師に相談しましょう。
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